C#中級

中級 C#で学ぶリファクタリング|Q&A編

導入

リファクタリングは、既存のコードを改善し、可読性や保守性を高めるための手法です。特に中級以上のエンジニアにとって、リファクタリングは日常業務の一環として不可欠です。本記事では、C#を用いた具体的なリファクタリングのシチュエーションを取り上げ、そのプロセスや注意点を解説します。

教科書レベルの解説(リファクタリング)

重要な概念の整理

リファクタリングの目的は、コードの機能を変更せずに内部構造を改善することです。具体的には、以下のような点に注意が必要です。

  • コードの重複を排除すること
  • メソッドやクラスの責任を明確にすること
  • 可読性を向上させること

コード例(C#)


// リファクタリング前のコード
public class Order
{
    public decimal CalculateTotal(List items)
    {
        decimal total = 0;
        foreach (var item in items)
        {
            total += item.Price * item.Quantity;
        }
        return total;
    }
}

コードの行ごとの解説

  1. まず、Orderクラスがあり、CalculateTotalメソッドがアイテムのリストを受け取ります。
  2. アイテムの価格と数量を掛け算して合計を計算していますが、可読性や拡張性に欠ける部分があります。
  3. リファクタリングにより、CalculateTotalメソッドを分割し、アイテムの計算を別メソッドに移動させることで、コードの明確さを向上させます。

Q&A編

以下に、リファクタリングに関するよくある質問とその回答を示します。

  1. Q: リファクタリングのタイミングはいつですか?
    A: テストが通っている状態で、機能追加やバグ修正の前後に行うのが理想です。
  2. Q: コードの重複を見つけるにはどうすれば良いですか?
    A: コードレビューや静的解析ツールを使用することで、重複を検出できます。
  3. Q: リファクタリング後、テストはどうしますか?
    A: リファクタリング後は、既存のテストケースを再実行し、新たに追加したテストも作成します。
  4. Q: リファクタリングの効果をどう測定しますか?
    A: コードの可読性や保守性の向上を定性的に評価するほか、バグの発生率や開発速度の変化も観察します。
  5. Q: リファクタリングはどの程度の頻度で行うべきですか?
    A: プロジェクトやチームの状況に応じますが、定期的に行うことが推奨されます。

まとめ

  • リファクタリングは、コードの可読性や保守性を向上させるための重要なプロセスです。
  • C#における具体的なリファクタリングの手法を理解し、実務に活かすことが求められます。